年間行事

弾性ストッキング・コンダクター横須賀地区講習会

主 催:日本静脈学会
日 時:平成30年6月15日
場 所:横須賀芸術劇場ヨコスカ・ベイサイド・ポケット
参加者:看護課  川田洋一 亀山朋和

●研修内容

【講義】
下肢静脈瘤、深部静脈血栓症の予防と治療、リンパ浮腫

【専門講義と実技指導】
弾性着衣および弾性包帯の基礎と臨床、ストッキング実技、包帯実技、製品の特徴

●感想

身体拘束はなるべく行わないことは勿論であるが、代替方法がなくやむを得ず行うことが現実としてある。よって身体拘束を行うからには、そのリスクを十分認識し、二次的事故のないようにしなければならない。その中でも特に生命に危険を及ぼす「深部静脈血栓」の予防として適切な弾性ストッキングの使用方法を今回学ぶことが出来た。

これまでを振り返っても、「ただ弾性ストッキングを履かせている」ような感じが否めなかったが、今回、簡単かつ正しい装着方法を学べたので、深部静脈血栓予防は勿論、履かせる際のスタッフの労力や患者様の苦痛の軽減にもつながると思う。また、履いた後も適切な観察を継続することで二次的事故や患者様の苦痛(浮腫・皮膚トラブル)を防ぐことが出来る。実際のケアにすぐにつながる良い研修であった。

●自己課題

1. 弾性ストッキングの適切な使い方をスタッフへ伝達講習等で伝えていく。

2. 今回の講習を受講後2年以内に30人に対する臨床指導を所定の指導内容所を用い行い「弾性ストッキング・コンダクター」の資格認定を目指す。資格取得後は5年毎に更新していく。

第一回「感染管理研修会」1 第一回「感染管理研修会」2
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