施設案内

2015年12月10日(木)ニコチンパッチ勉強会

当院では2016年1月1日から全面禁煙(院内および敷地内)になります。

それに伴い、現在喫煙している入院患者さんは1月1日より禁煙をしなくてはならず、当院では禁煙治療として希望者にニコチンパッチを開始する予定です。

ニコチンパッチを使用するにあたり、治療する側にニコチンパッチの作用機序、使用方法、副作用などの知識が必要になります。そのため12月3日、10日の2日間、ニコチンパッチの院内勉強会を開催しました。

主な勉強内容は下記です。

①ニコチンパッチで、一定濃度のニコチンを維持する事により、喫煙欲求を抑える。
 ニコチンパッチを貼ったその日から、禁煙を開始する事。

②ニコチンパッチには容量により、30、20、10の3種類あり、
 基本的な治療スケジュールは30を4週間、20を2週間、10を2週間の計8週間。
 ただし喫煙本数が少ない人は20から開始する事もある。

③パッチは毎日張り替えるが、接触皮膚炎防止のため毎日場所を変えて貼る。

④代表的な副作用として、皮膚炎、頭痛、消化器症状、不眠などがある。

⑤副作用が出現した場合は、中止もしくは減量する。不眠の場合、夜間のみ張らない方法もある。

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