秋の大運動会

令和元年１０月１６日水曜日、宇都宮西ヶ丘病院、年間を通じて最大のイベントである「大運動会」が開催されました。例年は敷地内グラウンドで行われる行事でしたが、今年度からは体育館がその開催場所となります。昨今の天候不順に伴う準備機材の移動や保管に対する配慮、患者様の体調管理などが検討されての変更です。ですがそのため時間をかっけてしっかり準備することが可能となっています。

プログラムは１、パン食い競争。２、借り物競走。３、おたまリレー。４、綱引き。５、フォークダンス。６、幸運の紐。７、みんなで重ねましょう。８、紅白玉入れ。９、紅白対抗モップ掛けリレー。盛りだくさんの競技が、昼食を挟んだ午前午後と行われました。

盛り上がるのは紅白対抗の綱引きと玉入れ、そしてモップがけリレー。号令のホイッスルが鳴ると皆全力で引いたり走ったり球を投げたりと、応援の声に押されながらの熱演が続きます。つい力が入りすぎて点灯する人や滑って転ぶ人もおりましたが怪我はなく、汗だくの時間を過ごしました。

競技の勝利者は院長先生より景品が渡され労をねぎらわれます。車シスを使われている方々も参加できる競技も用意されていましたので、車いす飛び入りの選手も何人もおりました。普段はあまり見せることのない笑顔と闘争心を振りまいての表情は、とても新鮮な印象を与えていました。

今年の秋は台風被害などがなんども報じられる不安定な気候を迎えていましたが、「秋の大運動会」は予定通り盛況なまま行うことができ、深まる秋を楽しめた１日でした。