研修報告「アンガーマネジメント」
日 時 令和元年9月21日
場 所 栃木県職員会館 「ニューみくら」
参加者 看護部 3西病棟 看護師 前野、小堀
「研修内容」
目的:アンガーコントロール、アンガーマネジメントの実際を学び、日常生活や医療の臨床現場、地域支援活動の場に活かす。
「感情のマネジメント、基本的な方向性」
1、感情に気づく→感情の動きに気づいて冷静さを取り戻す。
2、認知に気づく→認知を変えて、怒りの感情の発生を減らす。
3、対処法を増やす→対処法を増やして事故を減らす。
・心の機能、感性、認知に気づき、認知を変えて怒りの感情の発生を減らす。対処法を増やす。
・ストレスマネジメント。ストレスの機序を学び、それに対処する。
・休息、心身のバランスを整える、ストレッサーに立ち向かう方法を立案する。
・援助関係、上司、部下、患者、看護師関係でのマネジメントを学ぶ。
・怒りへの対処の種類。
・認知モデルの一般的な流れ。
「感想、課題」
●精神科看護で大切なことの一つは「心の機能に気づく」ことで、特に感情のマネジメントをすることはとても大切でです。その為には公平、公正に対する感受性を高め、全体に目を向け、周りで何が起きているのかを見る目を養ってゆくことが大切です。この度は研修に参加させていただき、ありがとうございました。可能であればMSEの研修にも参加し、自己研鑽に励みたい思います。(前野)
●アンガーマネジメントの研修では、毎日の生活や職場など様々な場面を思い浮かべながら、怒りの出現する状況、心の動き、対処法について学びました。怒りの感情の根本には、正当性の主張、悲しみ、不安、困惑などの感情が隠れていることを学ぶことができました。怒りが出現する状況では、怒りの根本に着目し、アセスメントしてゆく。怒りを予防し、制限するための心理法を念願に起き、現場で生かしてゆく。日常生活でも活かせる研修内容で、とても勉強になりました。(小堀)