研修報告「栃木県地域移行支援事業の現状と課題、退院後の定着支援」
主 催 日本精神科看護協会栃木支部
日 時 令和元年6月20日
場 所 栃木県精神福祉センター
参加者 看護課3東病棟 千葉
(研修内容)
1、講師 作業療法士、相談支援専門委員 遠藤真史
・精神障害者にも対応した地域包括システムと地域以降支援、地域定着支援活動。
・特定非営利活動法事「那須フロンティア」
・地域包括支援センター「ゆずり葉」
2、講師 訪問看護ステーション「つぼみ」所長 岡友美
・退院支援ご計画に基づく措置入院患者の退院支援
・訪問看護の支援を通して見えてきた課題。
3、講師 栃木県保健福祉部障害福祉課 精神保健福祉担当 小森茜
・栃木県地域以降支援事業の援助と課題。退院支援ガイドラインに関する取り組みを中心に。
(報告)
・日精看主催での地域移行支援に関する講演ー栃木県の「地域移行支援」、精神障害者の「退院支援」に関する流れや取り組み状況について知ることができた。
・平成31年4月から、民間精神病院へ試行運用を拡大。試行にあたり「栃木県における精神障害者の退院支援マニュアル」を各病院等へ通知。「地域に迎え入れる力の強化」、「病院から送り出す力の強化」、「医療と福祉等の連携強化」が図られている。
・又機能分化の取り組みが行われており、所在する町で求められる役割や医療機関の役割が確認された。支援を必要とする精神の病気、障害の対象、相談支援の類型が提示された。