年間行事

研修報告「精神科ビギナーズセミナー」

主 催  日本精神科看護協会栃木県支部
日 時  令和元年 6月5~6月6日
場 所  栃木県精神保健福祉センター
参加者  看護課 (3階東病棟)小林、岡 (4階西病棟)野澤 (3階西病棟)小堀

(講義項目)

精神科における看護記録:臨床での観察ポイントや記録の方法。
精神科薬物療法看護、精神科医療と人権、精神保健福祉法など。

(1日目)

・精神科における法律と倫理
・精神科薬物療法の看護
・精神科における看護記録
・精神疾患の理解と看護

(2日目)

・精神科における他職種連携について。
・老年期の看護
・身体合併症の看護
・退院支援の看護

(感想:3階東病棟 小林)

他の施設での看護上の工夫や方法を知ることが出来、今までの看護の視点とは違う視点を学ぶことができた。また、近年精神科看護・患者の変化を改めて考えることができる機会となった。患者の疾患に関わらず、「その人らしさ」「その人の生き方」を念頭におくことが、精神科看護の第一歩になるのではと考えた。

(自己課題)

今までの自分なりの精神科看護観に加え、柔軟な考えと確かな知識、経験を積み、様々な疾患に対応できるように日々行動するべきだと再認識した。個別性を大事にする看護を行い、患者に信頼される看護師を目指してゆく。

(感想:4階西病棟 野澤)

患者さんの人権は法律により守られ、看護する側はその法律を理解し看護行為を行うこと。精神科独特の薬剤に関する知識をしっかりと持つこと。観察や記録が最も重要であること。疾患の理解を含め、合併症予防や早期発見、他職種の連携、地域包括システムが今後患者さんの自立のために必要であることを学ぶことができました。

(自己課題)

法律及び薬剤、精神疾患の理解と看護の方法を深め、より良い看護が提供できるようにしてゆきたいと思います。また、地域包括システムについても知識を深めたいと思っています。二日間研修に参加させていただきありがとうございます。

(感想:3階東病棟 岡)

これから精神科看護を行っていくにあたり、法律や人権の基本から資料を使いながら、わかりやすく教えていただけて、自分にとって良い機会だったと思います。様々な角度から精神科について知ることができ、これからの自分に必要なことが沢山学べたので、しっかり吸収したいと思います。

(自己課題)

自分の中でまだまだ理解や知識が少ないなと感じたので、少しづつ知識を深めて看護に役立てたいと思います。

(感想:3階西病棟 小堀)

研修では多くの学びがあり、臨床で生かせる知識を学ぶことができた。病棟では行動制限を行う場合もあるが、法律のもとで行なっている事を、決して当たり前になってはいけないことを再確認できた。最後の研修で、患者の夢や希望を支える仕事が看護師であるという言葉に感銘を受けた。

(自己課題)

患者の持つ、そして看護師の持つ強みや可能性への気づき、不全感の解消に務める。患者の希望や夢などコミュニケーションをとり把握する。

(コメント)

初任者研修に参加させていただき、ありがとうございます。臨床で生かしていけるように、もう一度振り返りをしてゆきます。

このページのトップへ