研修報告「日本感染管理ベストプラクティスsaizen研究会」
主 催 栃木地域感染制御コンソーティアム(TRICK)
日 時 令和元年6月~12月 3回
場 所 看護協会研修センター
参加者 坂井、水本、倉光、橋本(美)
●研修内容
(第1回、6月2日)
感染管理の基本講義、おむつ交換について。当院で行なっている現状の手順の書き出し。イラストを使用し貼り付けを行う。その後、おむつ交換のグループでのディスカッション、処置別感染対策のポイントを確認。グループワークを行い、現状の手順のリスクの洗い出し、重要ポイントの解決等の検討をする。当院での手順の見直しをする。
(第2回、9月29日)
見直した手順の検討、チェックリスト、の作成をする。グループディスカッションを行い、見直した手順内容や感染管理のポイントの討議をする。見直した部分の手順の変更、チェックリストの作成を行う。
(第3回、12月21日)
見直した手順書をグループで発表し、総合ディスカッション行う。
●感想と課題
(第1回、6月2日)
今回の研修に参加し、他施設で行なっているケアの方法を知ることができ、感染対策の知識が向上したと思う。アドバイザーからの助言や他の施設の情報交換が参考になった。おむつ交換での手指衛生のタイミングや手袋の着脱のタイミング等が、各施設の課題との意見が多いと感じた。今回の研修参加で、感染対策としての手指衛生の重要性を学び、できていないところを意識し修正してゆきたい。オムツ交換時の手袋交換のタイミング、汚染物破棄の感染リスクも考えてケアしてゆく必要がある。