看護研修
栃木地域感染制御コンソーティアム(TRICK)
日本感染管理ベストプラクティス“SAIZEN”研究会
栃木ワーキンググループ第3回
日時:2018年12月15日(土)10:30~16:30
場所:栃木健康の森とちぎ健康づくりセンター
参加者:藤原秀行、中山奈生美、吉澤恵一、熊谷雅弘
●研修内容
1、グループディスカッション
作成したベストプラクティス、パワーポイントをグループ内で発表
質疑・応答
感想:計3回の研修を経て各施設での実施状況を報告、どの病院・施設でもベストプラクティスの導入や新しいことの導入は難しいということが共有できた。
2、グループ発表、総合ディスカッション
各施設ごとに作成したベストプラクティスの発表・質疑応答
感想:それぞれのテーマに応じベストプラクティスの作成・実施で苦労した点、改善した点が発表された。当院ではオムツ交換時のプラスティックエプロン導入に向け、副院長はじめ各師長の協力もあり導入することができた。感染予防のため必要なことであるので、今後も継続して取り組めるようにしていきたい。他病院、施設の発表を聴く中で吸引の手技など、感染予防の観点からしなければならない課題がみえてきたので、今後の検討課題としたい。
3、今後にむけて
「安心・安全の医療・介護を提供するために考えておきたいこと」
講師:自治医科大学付属病院・感染制御部長:森澤雄司先生
感染予防のためのエビデンスは、いくらでもあり全て行うのは困難、各施設・病院に合ったベストプラクティス(手順書)を作成することが重要。例えば採血の際にディスポの駆血帯を使用する事が重要とされているが、実際に導入している病院は一部の大学病院のみであるので、現実的にコストなどを考慮しながら実際にできることを実施していくことが重要。
(レポート 3西 吉澤)