年間行事

こころのリハビリソングフェア2017

 H29年9月1日(金)宇都宮市にある「とちぎ福祉プラザ」にて栃木県精神衛生協会が主催する「こころのリハビリソングフェア2017」が行われました。こころのリハビリソングフェアは県内の精神科病院やデイケア、作業所を対象に行われるカラオケ大会です。各施設からたくさんの希望者が参加されており、第4回を迎える今回は、39名がエントリーされました。ゲスト審査員には、ラジオ・テレビ番組、コンサートなど多岐にわたり活躍する歌手の千花有黄さんを迎えて行われました。

 今回、西ヶ丘病院からの参加者は、7月に当院で行われた、「院内カラオケ大会」の中で高得点を出した方の中から出場することとなり、デイケアのメンバーと院内の患者様からそれぞれ1名ずつが選ばれました。さらに、出場するメンバーを応援するための応援団と引率スタッフを合わせた計12名で福祉プラザに行ってきました。

 当日は、午前10時までの受付けに間に合うように余裕をもって病院を出発。移動には大型の病院車を使って行きました。受付けを終えて会場に入ると、歌うメンバーを応援しようと各施設の応援団が飾り付けをしたうちわや横断幕をもって会場を盛り上げており、とても活気のある雰囲気でした。

 本番が始まると参加者の中には、緊張している方もいましたが、多くの方はたくさんの観衆の前で堂々と歌っており、参加者たちの歌に対する自信が感じられました。また、聴いていて鳥肌が立つような美声を持つ参加者もおり、プロなみの歌声にはとても驚かされました。西ヶ丘病院からの参加者も普段と比較すると緊張している様子がみられましたが、舞台に立つと練習してきた曲を思いきり歌うことができていました。

 お昼休憩時には、休憩室に移動し用意されていたチーズハンバーグ弁当を美味しく頂きました。また、カラオケとは別に「お楽しみ抽選会」も会場で行われていたり、今回審査員を務める千花さんのミニコンサートを聴くことが出来たり、カラオケ以外にもたくさん楽しみがありました。
 午後の部では、応援に来ていたメンバーが舞台で歌うことが出来る「飛び入り参加コーナー」が設けられており、西ヶ丘病院からの応援団も希望した4名全員が歌うことが出来ました。

 全てのエントリー者、飛び入り参加者のステージが終わると、いよいよ結果発表です。今回は、優勝と特別賞の2つの賞が準備されていました。西ヶ丘病院からの参加者も期待に胸ふくらませ発表を待ちましたが、残念ながら今回は入賞することは出来ませんでした。それでも、参加者から「こんな大きな舞台で歌うことが出来て良かった。」「千花さんの生歌が聴けたことや握手が出来たことに感動した。」「ハンバーグが美味しかった。」とそれぞれに感動を伝えて下さり、引率スタッフとしても、とても嬉しく思いました。

 参加者にとってはとても充実した1日になったのではないかと思います。今後、西ヶ丘病院の予定している行事としては、院内バレー大会があります。今回参加されたメンバーには院内バレー大会で入賞できるよう頑張ってほしいです。

こころのリハビリソングフェア1 こころのリハビリソングフェア2 こころのリハビリソングフェア3
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