看護研修
平成29年度、「日精看護栃木県支部主催:初任者研修会参加レポート」
日時 平成29年6月6~7日
(参加者) 伴 和平、辻恵美、根本香奈子
○研修内容
1、精神科における他職種連携について。
講師 獨協医科大学教授 天賀谷 隆 氏
2、精神科における法律と倫理、精神科特有の法律と人権について。
講師 栃木県立岡本台病院 認定看護師 石崎祥文 氏
3、精神科における観察と記録、臨床での観察ポイントや記録の方法について。
講師 栃木県立岡本台病院 認定看護師 田崎仁美 氏
4、精神科薬物療法の看護、向精神科薬の特徴と押さえておきたい
ケアのポイントについて。
講師 栃木県立岡本台病院 認定看護師 拓殖雅俊 氏
5、精神疾患の理解と看護、代表的な精神疾患と看護のポイントについて。
講師 栃木県立岡本台病院 認定看護師 清田知子 氏
6、老年期の看護、認知症患者の看護ポイントについて。
講師 足利富士見台病院 認定看護師 菊池桃代 氏
7、身体合併症の看護、精神科で起こりやすい身体合併症の予防や
早期発見について。
講師 鹿沼病院 認定看護師 羽石幸子 氏
8、退院支援の看護、地域移行、地域定着のポイントについて。
講師 栃木県立岡本台病院 認定看護師 滝田敏也 氏
○研修に参加して
私は当院精神科に勤務し1年半が経過しました。精神科看護は他の分野の看護と比べ、患者様、そして家族様への関わりがとても重要だと感じています。一人の患者様を把握するにあたっては当人家族の背景を同時に視野に入れておくことが必要とされますが、それらは複雑に絡み合っており、適切な支援の重要性とともに難しさを日々感じています。今回研修に参加し、そこで得た知識を自分の見識として今後の看護に生かし、さらに携わる看護を充実したものにして行こうと思います。
当院ではOTはもちろん、デイケアやグループホームもありますので、退院支援につなげやすい環境であると、改めて感じました。今後は地域支援センターを含め、地域との連携をより密に取り、当院だけでなく地域の精神科施設全体で、患者様を支援できるようになればと思います。(レポート 伴)