2016年度「秋の収穫祭」
11月、当院の畑を活用した作物作りは、秋になるとその成果を皆で分かち合う収穫祭に向けて作業も詰めの段階になってきます。秋は気温の低下とともに雑草取りなどの作業は減り、あとは実りを待つだけです。農作業グループは患者様の中から希望者を募ってチームを編成し、春から秋にかけての長い時間、畑作業を行ないます。炎天下の夏では季節を通じて一番体力を消耗する時期で、熱中症対策を万全にし、十分な水分補給に配慮しながらの作業が続きました。
天候は毎年一律ではありません。早すぎる暑さ、早すぎる寒さ、激しすぎる雨。自然はいつも作業担当者を悩ませました。虫の発生ではいろいろな対策を立てても防ぎきることはできません、葉物野菜へのダメージは今年も大きかったと報告されています。担当された方々の苦労がしのばれます。
そして迎える「収穫祭」は、当院においても最も楽しい行事となっています。実りの秋、収穫された野菜を豊富に使って作られる料理に、皆が舌鼓を打つ時間です。新鮮な食材を使っての料理をいただきながら、担当した農作業班各メンバーの苦労話や、職員とともに楽しむアトラクションとともに、楽しい午後のひと時を過ごしました。
(報告担当 3西 鈴木)