2016年7月9日(土) 褥瘡学習会
日時 2016,7,9
場所 宇都宮市コンセーレ大ホール
参加者 1、島田 2、阿久津 3、吉澤京巳(記録・報告担当)
研修内容
第1講
「DESIGN-R」を付けて“傷の訴え”を観よう。
独立行政法人国立病院機構栃木医療センター 遠藤富美 先生
遠藤先生によると「DESIGN-R」を付ける事で患部をよく「視る」ことにつながってゆく。色、臭い、浸出液の量、表記上の小文字が大文字に成っていないか?前回の記録を見て比較する。よく観察して次の人が比較できるような記録を書くこと。それにより傷の訴えが聞こえてくるのだと。
第2講
「褥瘡予防と治療の為の栄養ケア、チームケア、栄養の力」
かとう内科クリニック 管理栄養士 田村佳奈美 先生
褥瘡も栄養状態が悪ければ発症しやすく悪化しやすい。栄養状態を整える事で褥瘡の治りも早くなる。状態をよく観察しアセスメントして必要な栄養を摂ってもらう。
○全体を通じての感想
褥瘡の治療において徹底した圧迫、ズレの排除を行うに当たり、高機能マットレスの使用は必要だと思いました。これからは在宅地域でも多職種による『栄養』も含めた多面的なケアの実現が必要だと思われます。
○自己課題
褥瘡の状態を栄養面、整理面とも適切にとらえ、アセスメントできるようにしていく。