年間行事

秋の行事「収穫祭」

日  時: 11月20日 金曜日 午後
場  所: 宇都宮西ヶ丘病院病院体育館
参加者数: 約150名

「収穫祭とは」

実りの秋。例年秋に行われる収穫祭は、当院敷地内にある畑で育てられた作物を皆で味わう行事です。作業にはOTスタッフと患者様有志で作られる農作業グループが携わりました。

農作業は土作り、種まきから雑草取り、肥料やり、収穫と続きます。収穫に至るまでの作業は、暑い夏を挟んで多くの労力を必要とします。今年も炎天下でも中断することなく行われ、11月中旬、ようやく実りの時期を迎えることができました。

自然災害が少ないことで住みやすさ指数全国ランキングが常に上位にある栃木県。それでも今年2015年夏は、鬼怒川、小貝川の氾濫という大きな災害に見舞われました。まるで東日本大震災3/11の津波映像のような風景が報道カメラで映し出され、これが栃木県内でのありさまかと信じられない思いがして胸を痛めたものです。

川の氾濫をもたらした豪雨は、当院でも農作業グループ汗の結晶である作物の出来にも大きな影響を与えました。種や土が丸ごと流されてしまうという事態ともなったのです。また秋の長雨に祟られてうまく育たなかった作物もあったということですが、その後、手厚い修復作業のかいあって、例年通りの収穫祭を迎えることができました。

収穫祭当日は皆体育館に集まり、採れたての収穫物を前に今年の成果を院長先生に報告。また担当者それぞれの苦労話を聞き、農作業に従事した方々に感謝し、ねぎらいのアトラクションを挟んで収穫した作物を皆で味わいました。大判焼き、具のたっぷり入った豚汁、冷たい麦茶。どれも普段の食事では食べることのできない味覚を堪能したのです。

農作業グループはメロンの育成にもチャレンジしましたが今年はテストケース、次はよりノウハウを蓄積してのアプローチが宣言されました。来年度が楽しみです。

(レポーター鈴木)

収穫祭1 収穫祭2 収穫祭3 収穫祭4
このページのトップへ