施設案内

宇都宮西ケ丘病院ギャラリーオープン

西ケ丘HP写遊会部長 小野

今年の11月末になり宇都宮西ケ丘病院のギャラリーが完成しオープンしました。
『ギャラリー西ケ丘』ともいうべきでしょうか(勝手に命名しました)。
6月に病院サイドから私たち職員に対し、病棟に写真などを掲示したい旨の連絡があってから、約半年の月日がかかってしまいましたが、ようやくオープンにこぎつけることができました。

写真が趣味で、あちこちに撮り歩き職員によく見せていた黒川さんが、最初に3階病棟に掲示を開始、そこで私も決意し撮りためてパソコン内に眠っていた写真を引っ張りだし同じく3階に掲示しました。

まったく自信のない写真でしたが、これが患者さんのみならず職員からも大好評。
その後、Mさんも加わり私のやる気に火が付きました。
「写真クラブを結成しようよ」との声に、黒川さんとクラブの結成を決意しメンバーを募集したところ、思いもよらぬ14名もの職員の入会をいただき、いきなり総勢16名の大所帯になってしまいました。

当初は黒川さんとMさん、私の3人の作品だけということで展示場所も3階東廊下とデイルーム、4階西の廊下だけでした。
消極的、受動的性格の私が写真クラブを結成するということは重大な決意でした。
そこにギャラリーオープンというもう1つの使命が加わりストレスは溜まるばかり。

もう一つの趣味であるマラソンがおろそかになりトレーニングも満足にできず。
クラブを結成することじたい初めてのことなのにギャラリーをオープンさせるなどまったく未経験でどのようにしてよいかわからず悩む毎日。
展示場所は、展示の方法は、展示作品の収集はどうようにするか、展示パネルの材質は色は、壁への掲示要領はどのようにするか、作品のパネルへの貼付はなどなど考えることがたくさんあり、施行錯誤を繰り返しながら、ようやく今の展示要領に辿りつきました。

展示用パネルも精神科病院という特質上、通常の市販されている「額」が使用できず、安全な市販されているパネルがなかなか見つかりませんでしたが、インターネット上で建築用資材ながら安全なパネルを見つけました。
展示した作品が、度々パネルから剥がれてしまうなど、まだ問題があり検討の余地がありますが、メンバ-の力作をどしどし展示していきたいと思います。 現在展示してある作品は、11月5日に開催した第1回撮影会の「紅葉」の写真が主で巡回展示中です。

1月には新たな作品を展示したいと考えています。

ここまでこぎつけることができたのも職員をはじめ皆様のご支援とご協力、激励をいただき写遊会の活動にご理解をいただけた結果だと思っています。
これからも皆様に喜んでいただけるような作品を展示していきたいと思いますので今後ともよろしくご理解とご協力、ご支援をお願いいたします。

外来ギャラリー

外来ギャラリー

病棟ギャラリー

病棟ギャラリー

展示作品

展示作品

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